2012-01-01から1年間の記事一覧

2012-13スノーシーズン序盤戦

2012年3月に鎖骨骨折により戦線離脱してから8か月。2度の観血手術と苦難のリハビリを経て、新しいシーズンを迎えることができました。反省しているが後悔はしていない。そう、全く懲りてないということです。2012年11月4日、狭山スキー場。 BDセントイライア…

アウトクラッシュ 組織犯罪対策課 八神瑛子II(深町 秋生)

前作よりエロ控えめ、バイオレンス多め。とはいえ、著者の他の作品と違いこのシリーズはエンタテインメントに徹している味わいなので、生々しい暴力シーンにヤラれることなく安心して楽しめる。 主要な登場人物の関係は前作から継承しており変化はない。署長…

GoPro HERO3

国内だけでなくUSでも品薄らしいGoPro HERO3。運よくヨドの初回入荷分をゲットできました。 GoPro HD HERO初代との比較。薄くなったのにWiFiリモート機能内蔵。記録媒体はMicroSDに変更になりましたが。 試し撮りその1。WVGA(848X480)でフレームレート240f…

GoPro HD 自作チェストマウント バージョン3

ホームセンターで「安全帯用D環止め」を買ってきて、フラットマウントを貼り付け。ザックのウェストベルトに通した。チェストマウントというよりベリーマウント。マウント位置が低いので、スプレー上がった映像の迫力倍増に期待できる。 GoPro HD 自作チェ…

戦場のメリークリスマス(大島渚、1983)

公開当時、たけしのオールナイトニッポンを毎週聞いていたことを思い出した。カンヌ落選後のオールナイトでは、坂本龍一の「Merry Christmas Mr.Lawrence」を延々とかけるダウナーな放送だった。たけし自身はTVやラジオで撮影のエピソードを散々茶化して話し…

2012-13ステッカー

2012-13シーズンステッカー、初刷り完成。 ご希望の方はAkabekoFilm撮影、会議、役務等の際、スタッフにお申し付け下さい。

ビデオカメラ用グリップ

徐々に雪山シーズンが近づいてきました。装備の点検や追加も始めています。 まずは撮影機材。千円未満の卓上三脚ですが、グリップとして使います。SONY純正グリップGP-AVT1と比較して価格12分の1、重量5分の1。 厳冬期の雪山で果たして使い物になるのか?

プロメテウス(リドリー・スコット、2012)

見てきました。なんか評判悪いらしく上映終わりそうなので、慌てて上映館探して2D字幕で。 ストーリーが雑でつながり悪かったり、伏線回収無しに終わっちゃいますが、見終わってみればエイリアンシリーズのお約束はきっちり押さえられていて、リドリースコッ…

夜啼きの森(岩井志麻子)

「八つ墓村」のモチーフとなったことで有名な津山三十人殺しを下敷きにした物語。 三十人殺しの場面は最終章の後半に唐突に始まる。それまでの各章は、殺しの実行犯・辰雄の周辺に焦点を当て、犯行の動機やそれに至るプロセス、徐々に高まる緊張を描いている…

鎖骨骨折日誌 6 months after

2泊3日で抜釘手術。痛みは3月の手術の半分以下。費用も半分。抜いた金具はお土産にもらいました。材質はTi-6Al-4Vに陽極酸化被膜したものじゃないかと思います。一部が剥げて銀色の地肌が出てる。 切開後が塞がったら本格的にリハビリする予定。

アウトバーン 組織犯罪対策課八神瑛子(深町秋生)

タイトルから予想はしていたが、エンタテインメントに徹している。主人公は強すぎるし、おかしな人物は多数登場するし、エロや暴力満載。何も考えずに楽しめた。 主人公の八神暎子がやりたい放題に暴れる動機が今一つ鮮明でないが、エピローグで次作への期待…

ゲノムハザード(司城志朗)

前半、主人公の記憶の混乱の理由がなかなか明らかにならない展開に少し間延びした印象。全てのきっかけ(本作中の表現に倣うなら素因)となる事件を起こした研究所長や、前妻を殺した妻など、やや描写が薄い人物もいる。 しかし、他人の記憶が徐々に欠落し始…

鎖骨骨折日誌 5 months after

右腕を積極的に使うようになって、可動範囲が拡がった。一ヶ月前には右手で髪も洗えなかったが、今は前方ならかなり腕を上げられる。背中側はまだまだだが、右腕を使っていて痛みを感じることはほとんど無い。 九月には抜釘手術の予定。術後しばらくはまた動…

鎖骨骨折日誌 4 months after

先日の検診で、医師から腕と肩をもっと動かすように言われた。痛みのために術後あまり動かしていなかったせいで筋肉が硬直、余計に痛むのでさらに動かさず硬直し…という悪循環。 多少の痛みを我慢しながら腕を動かし続けてみる。日毎に痛みが和らぐとともに…

デッドクルージング(深町秋生)

荒っぽい暴力や破綻した人格などディテールは著者の他の作品と共通しているが、それらの細かい描写よりスピーディなストーリー展開を優先している感がある。何人かの登場人物の視点で物語は進行するが、軸となるのは私兵Aと、Aの襲撃の巻き添えで妹を殺され…

べっぴんぢごく(岩井志麻子)

明治から平成にかけての岡山が舞台。 社会の底辺に暮らす人々が、因縁や業といったものに取り憑かれて苦しむ様を描いている。現代社会に生きる多くの人々は、幾ら罪深い人間でも死霊のようなものに取り憑かれ底辺に縛り付けられている原因が自らの業である、…

粘膜戦士(飴村行)

粘膜シリーズ4作目。連作短編で、舞台はシリーズ共通。太平洋戦争当時の日本とマレー半島の架空国家ナムールを舞台にしたグロテスクで奇妙な話。角川ホラー文庫刊だがホラーというのはちょっと違う気がする。背筋が寒くなるわけではなく、強い生理的嫌悪に一…

鎖骨骨折日誌 3 months after

マウンテンバイクでのリハビリは順調だが、肩の可動範囲はまだまだ狭い。腕を上げると痛む角度がある。また、横になると骨の位置が変わるのか、結構痛い。あまり肩を使わないためか筋肉も落ちてきたようで、左右の肩のシルエットに違いが出てきた。 だからと…

The Indifferent Engine(伊藤計劃)

冒頭のコミックと短編が007へのオマージュ。007は一人ではなく、同じ人格を刷り込まれた孤児が繰り返し任務に就くという話。 人格の刷り込みというアイデアを初めて読んだのは牧野修「MOUSE」だが、その奇怪なイメージや邪悪さに言いようの無い気味悪さを感…

ヒステリック・サバイバー(深町秋生)

アメリカの若年層の文化的構造にジョックとナードの対立がある。日本の中高生社会にそのまま適用するのは難しいが、体育会系と帰宅部が互いを蔑んでいがみ合っている構図が近いだろうか。 双方が排他的であるため、登場人物の中学生はどちらか一方の集団に属…

鎖骨骨折日誌 2 months after

リハビリを兼ねて自転車に乗るためマウンテンバイクの整備を始めたところ、大変なことに!Hayes HMX-9 のブレーキレバーを握ったら、オイルが噴き出した。随分古い部品だしオイルシールが劣化していたと思われる。 油圧ブレーキのメンテナンスでは苦労してい…

百年前の山を旅する(服部文祥)

日本のアルピニズム黎明期のスタイルを、サバイバル登山家服部文祥が再現したドキュメント。服部文祥と言えば、火器を携行せず水や食料を現地調達する登山スタイルで有名な人、ヘビやイワナを捕らえては生で食いながら山を登る人であり、その著作をいつか読…

マニアの世界(アクロス編集部編)

マニアという人種をクルマ、カメラなどの業界ライターが考察。初版が95年であり内容は古いがなかなか示唆に富む。プラモデルマニアの項では特にその鋭い分析に感心。 玩具メーカー主導のスケールモデル全盛時代から小ロットのガレージキット時代への変遷とと…

怖い絵(中野京子)

描かれた絵自体が怖かったり、画家の逸話や時代背景によって美しい絵の背後に怖さが潜んでいたりする。前者は例えばゴヤの「我が子を喰らうサトゥルヌス」。このギリシャ神話をモチーフにした他の絵画と比較しながらの解説によってゴヤの絵の怖さがより引き…

図書館通い

情報はネットから入手することが多くなったし雑誌は場所を取るので、最近、雑誌は殆ど買ってない。とはいえ、紙媒体をパラパラとめくる愉しみを偶には味わいたい。そこで図書館。 普段借りるのは自分の趣味・興味に繋がるものばかりだが、ちょっと毛色の違う…

鎖骨骨折日誌 Day32-44

4月27日、3週間振りの診察。レントゲンでは特に変化なし、問題もなし。重い物を持たないようにとの制約がなくなり、肩より上に腕をあげないようにとの注意だけとなった。 ゴールデンウィークに入って徐々に身体を動かすようにしている。テニスボールを使った…

鎖骨骨折日誌 Day25-31

受傷から一ヶ月。長時間の歩行で強く痛むことがあるが、大分楽になってきた。右肩の皮膚は痺れたように感覚が鈍い。 受傷後にあったことを忘れないようにメモしておく。 初診で医師から「若いので手術してちゃんと治しましょう。放っておくと擬関節になりま…

粘膜兄弟(飴村行)

シリーズ3作目にして更におふざけが酷くなったというか何というか。生理的嫌悪感を覚える描写も多く、登場人物の外道っぷりにも拍車が掛かり、下らないコントのような小ネタも満載。エンタテインメントに徹している分、1作目のような気味の悪さや救いの無さ…

鎖骨骨折日誌 Day19-24

縫合箇所のステープラー抜鈎。全然痛くなかった。抜いたステープラーは大きさ、素材ともホッチキスの針そのまま。 週末にはAkabekoFilm ライダーズミーティング@CinemaBokan。今シーズンのビデオ、ニセコ編と美瑛編を上映。受傷後初の飲酒。うまかった。

鎖骨骨折日誌 Day15-18

日毎に痛みは軽くなっているが、くしゃみした拍子に3分間くらい痛みで身動き取れなくなったりする。腕を軽く持ち上げるだけなら大して痛みもないが、15分程度の歩行で肩全体が痛くなったりする。 やっとワイシャツにネクタイも締められるようになったが、暫…