2013-08-01から1ヶ月間の記事一覧
金髪とかタップダンスとか色々と物議を醸したようだが、そのことを知っていた所為かあまり気にならなかった。所謂正統派の時代劇らしさとは違う雰囲気は確かに感じられたが、それはこの映画の本質とは何も関わりがない。幾ら時代考証を重ねても時代劇はドキ…
ホラーの古典にして原点。後続の映画と比較すると抑えた演出に感じられるのは仕方ない。最近のお化け屋敷的ホラー映画なら神父サンアブナイヨという死亡フラグ立ちまくりのシーンで、リーガンに取り憑いた悪魔はなんにもしない。以後のホラーでは、悪魔なり…
支配人の役所広司が元妻にいいところを見せようとバタバタするところが少し浮いて見えた。大晦日で混乱している冒頭から適切に仕事をこなす姿を描いていることから、一連の騒動に串刺しで絡む狂言回し的役割かと思っていたので。どうせ支配人をクローズアッ…
とうとう八神は敵に到達。警察内部に敵がいることは早い段階で明らかになるが、謎解きそのものは物語の主題ではない。夫を殺した五條刑事(八神もある意味”悪徳刑事”であるが)を追い詰めたところで、その五條から「おれと組め」と問いかけられ、一瞬の逡巡…