2010-06-01から1ヶ月間の記事一覧

裸者と裸者(打海文三)

構成上の特徴、あるいは著者の文体の特徴か、戦況を説明する箇所が新聞記事のようで、登場人物の行動を詳しく書いた箇所との落差が大きい。その落差が章の区切りや外挿として構成されているのでなく継ぎ目なしに繋がっていることに最初は違和感を感じた。が…

2009/2010 スキーシーズン納会

先日、スキーシーズンの納会を開催しました。 会場は井の頭線池ノ上のシネマボカン。マスターに相談し、合コンみたいなテーブル配置、照明は通常どおり点灯、音量やや抑え目に。ビデオを流しながらの宴会としました。上映はニセコツアー by ひでさん@札幌、…

NOFX Backstage Passport(2009)

パンクバンド NOFX のワールドツアードキュメント。 ツアー先は南米、アジア、東欧、中東、南アフリカなど、大丈夫かと思える場所ばかり。実際、トラブル続出。 多くの国で共通したトラブルは現地プロモーターとのいざこざ。会場を押さえてない、会場に電気…

虐殺器官(伊藤計劃)

9.11にアレな反応しかできなかったアメリカに対する痛烈な皮肉。 米軍特殊部隊の主人公の語り口が「ぼく」だったり、暗殺の標的と長々語り合ったりとハードな雰囲気は足りないが、物語の核となるアイデアは素敵。言語が人体に直接的影響を与える話では川…

ヤング・フランケンシュタイン(メル・ブルックス、1974)

ジーン・ワイルダーとマーティ・フェルドマン怪演。テリー・ガー色っぽい。下ネタ全開。 初めて観たのは深夜のTV。高校生の時。日本語吹き替えで、主人公のフランケンシュタイン博士の孫は広川太一郎だったりなんかしちゃったりなんかして。城の女管理人の名…

松崎ナオ

高音で少し割れ気味かつ艶っぽく声質が変わるのがなんとも言えぬ味わい。 椎名林檎のアルバムで「木綿のハンカチーフ」をデュエットしていて印象が強かった。椎名林檎を食ってたと思う。 アマゾンで打海文三「裸者と裸者」と一緒に注文したので、読みながら…

OSPREY Backside

09-10シーズンから復活。内部のコーティングが劣化して悪臭を放っていたが、洗って拭いてファブリーズ。何とか使用に耐えるまでになった。 アバランチギア用のポケットなど気の利いたものはないので、パック内にショベルからシールから何から全部突っ込んで…

リンダ リンダ リンダ(2005、山下敦弘)

初期の大友克洋的な空気感。劇的な変化がない地方都市の高校生の日常。自分の高校時代も色々あったけど思い起こせば大事件もなく友人とだらだら過ごしていたような気がする。でも緩やかな変化はあって、友人との関係も少しずつ変わっていったり。演奏の出番…

MOUNTAIN SURF EQUIPMENT

09-10のアウター。素材がゴアじゃないので防水・透湿性能はどうかと思ったけど、シーズン通して問題なし。登りで腰周りの表面が濡れることがあったが、内部の湿気を排出してたみたい。 Nobuさんに言われて気がついたが、生地表面に雪が付きやすい。 エッジガ…

あ・じゃ・ぱん(矢作俊彦)

上巻読了。ちょっと読むのがきつかった。下巻を開く気力なし。暫く塩漬けか。 ある時期からの矢作はどうも臭いが変わってきた。いや、作家が変化するのは当たり前なんですが。「ロンググッドバイ」しかり、「傷だらけの天使 魔都に天使のハンマーを」しかり…

GoPro HelmetHero Wide

意外とよく撮れる。動画サイズは512×384。フレームレート30fps。なんといっても水平画角170度の超広角レンズ。滑走中の撮影でブレが気にならない。自分の板とフォールラインと稜線と空、みんなひとつの画面に入ります。 あまり高額でないのも助かる。万が一…

ロスト・イン・トランスレーション(ソフィア・コッポラ、2003)

スカーレット・ヨハンソン出演。 タイトルどおり日本人とかみ合わないアメリカ男の困惑と孤独が主題。寂しさから、同じホテルに宿泊しているスカーレット・ヨハンソンとなんとなく親しくなり惹かれあうが一線は越えず、男は帰国してゆく…。まったりした展開…

GARMONT Excursion

軽い。軟い。Superfeetトリムフィット緑を使用。 初滑りは2009年12月の丸沼でK2シャクサンと。軽いしやたら調子良いと思ったが、1月の鍋倉山でカルフガイドと組んだらコケまくり。このブーツで深雪は難しい。3月の鍋倉山でも重い深雪でまたコケまくり。しか…